通年採用で起きることはコスト増加が考えられますが、採用手法が多様化されてミスマッチで定着率が下がることよりも理にかなっている手法といえます。
担当者は負担が増加します。
通年採用の導入・仕組化
通年採用が盛んになってきている近年は取り入れるべき採用手法であることはまちがいありません。
通年採用とは新卒・中途を問わない採用活動のことをいいます。
人材難や入社したものの合わなくて退職されたりといったことを防ぐには通年採用のほうが有効的だと考えられます。
通年採用を導入するにあたり、仕組化を行い社内の環境整備をするとともにメリット・デメリットの把握が必要となってきます。
通年採用のメリット
欧米や外資企業などでは当たり前のように取り入れられています。
予定採用数より数を割っていませんか?
- 内定辞退者の補完もしやすくなります。
- コストはかかりますが再度募集をかけることができます。
- 出会いにくい学生と接点をもつこともできます。
- 優秀な学生にアプローチをかけることができるようになり、大手に関心を持っていたり違う業種に興味を持っている学生に出会えるチャンスもあるため、今まで全くターゲットにしてこなかった学生にもアプローチできます。
- 選考も慎重に行うことが可能になる
- 慎重に選考ができるため、ゆとりをもった選考でミスマッチを防ぐことが可能になります。
通年採用のデメリット
- コストがかかる
- 入社時期もバラつき、一括採用と比べて都度教育や採用にかける費用が発生する
- スケジュールが通年となるため担当者への負担が大きい
- 一括採用は集中的にスケジュールが組まれますが、通年採用は都度スケジュール調整も必要となるため担当者は負担増になります。
- 一括採用にはまだ負ける
- 一括採用だと新卒採用サイトなどに掲載ができますが通年採用は待っているだけではアプローチができません。アプローチしていく必要があります。
- 滑り止め応募が増える
- 滑り止め応募だとミスマッチが起こる恐れがあります。志望度が低い人材からの応募が増える可能性があるということになります。
- 待つ採用では難しい
- 待つだけではネームバリューがなければ採用する機会は訪れません。 アプローチをかけてミスマッチをなくして採用を進められるかが重要となります。
最後に
いかに入社へのミスマッチを起こさず、計画的に人財を獲得していくことが重要であるかということが考えられます。
給与が全てではありません。給与重視でいくと人間とは欲深い生き物のため、満足することはありません。また、同じ業種の給与形態を見ても同じくらいの企業が増えてきていることも念頭に置いておいてください。採用はお金よりも大切なものがあるのです。
お金で勝負すると大企業の資金力にはかなわないはずです。
これからは手法を編み出して独自の採用手法を構築することが必要になってきます。
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